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国際交流基金 ソウル日本文化センター 所長 山崎 宏樹

2015年日韓青少年交流会「ひとつの心ひとつの声」の開催、おめでとうございます。

日韓の中学生、高校生、大学生が一つになって交流しようとする本事業はたいへん素晴らしいことだと思います。特に中学生の段階で外国語を勉強されていると聞き、たいへん驚きました。私などは韓国に6年もいますが、まだまだ韓国語がうまく話せず、頭の下がる思いでいっぱいです。

今回の交流会ではスピーチ大会、クイズ大会、のど自慢大会まで行われ、5日間かけて交流する機会が設けられていると伺っています。日韓両方合わせて30名となる若い皆さんが、この機会を楽しみながら、互いの文化を理解し、よりよい仲間・友人となることを願っています。

日本と韓国はアジアを代表する国々と言っても過言ではなく、両国がよりよい協力関係を築くことが今まさに求められています。しかし一方では、日韓関係があまりよくない状況にあると言われていることも事実です。

こうした状況の中で、日韓国交正常化50周年にあたる今年、若い皆さんが先頭に立ってお互いを理解しようとされている姿に感動しました。私ども国際交流基金ソウル日本文化センターがこのような交流会に支援させていただいたことを嬉しく思います。

一方で国際交流基金は、本交流会の韓国側主催者である韓日協会さんにはたいへんお世話になっており、日本の新大久保駅でホームから線路に落ちた人を助けようとして亡くなった李秀賢さんを記念した韓国青少年訪日研修にもご協力いただいています。いま韓国から毎年20名の高校生が日本に研修に行っていますが、若い皆さんも、李秀賢さんのように日韓の交流の懸け橋になってもらえれば嬉しいです。

最後になりますが、本交流会開催のためにご尽力された宋富永理事長を初めとする韓日協会の方々、広島国際交流センターの方々にあらためて敬意を表し、この交流会のご成功を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。